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偉大なる先達 その2

そして、万太郎を応援する、朝痴新聞論説委員・色王康晴先生の登場。「美味しんぼ」でいうところの海原雄山に当たるキャラですが、この漫画の中では主人公との対立とかはありません。モットーは、

「新聞はこのような社会の窓です社会の窓の中にはペニスがあります」「我々はその性器を持つ読者に」

偉大なる先達

今からもう27年前に出た、昭和六十一年・三月三十一日発行週刊アサヒ芸能増刊「絶頂ギャグ激画・ふーぞくグルメ」

著者は「怪人アッカーマン」「ビッグマグナム黒岩先生」、そして「静かなるドン」の新田たつお先生。

主人公の名前は大山万太郎。新田作品では定番のメガネで小太りの中年男。職業はアサヒ芸能専属風俗ライター。途中から設定が、朝痴新聞記者に変更されています。

この万太郎が、ソープ、ファッションマッサージ、イメクラ、SMクラブ、乱交パーティー、テレホンクラブ、ホテトル、ちょんの間と、様々な風俗を取材し、それを漫画にしたのがこの作品なのです。取材しているのは実在しているお店が多く、情報漫画としても役に立ちます。

そう、察しのいい方はもうお気づきでしょう。この「オタクのための風俗ガイド」は新田先生の「ふーぞくグルメ」へのリスペクトなのです。風俗を紹介するのに、漫画化というのが極めて相性がよい…ということを私はこの本から学びましたから。

話の本筋に戻しましょう。

取材と漫画を分けてやっているのか、それとも新田先生が取材からやっているのか、紙面からはわからないんですけど、外人だけのソープに行って、アメリカ人の風俗嬢に挿入したときに、「おっ!入れた感触は日本嬢のと変わらんやないの」「ルイジアナ娘は日本嬢と類似穴」と脳内変換するようになってしまいました。

さて「ふーぞくグルメ」は当時流行っていた「美味しんぼ」のパロディ色が濃く(おいしんぼに対してイヤラしんぼ)、中盤から万太郎も究極のメニューならぬ、究極の快楽を求めての取材が多くなります。

 

ババを引いた話 その4

けどダメなんだよねー。もうあそこがスカスカで、全然気持ちよくない。これは射精までは至らないなぁ~と思った私は、気を遣って「あー、今日は疲れてるからダメみたい」と言ってSEXを早めに終わらせました。

余った時間で相手のことを聞いてみると、普段はバーのマダムをやっていて、お店終わって深夜になってからこのバイトをやってるそうだ。

「それじゃ、お店に通ってる、ママとヤリたい常連客は、このバイトでなら抱けるって知ったら驚きますよね」

「そうでしょうね。うふっ」

教訓:裏風俗は危険領域

最後は名古屋、一部では有名な納谷橋の話。

納屋橋のラブホテル街には、街頭に立つヨーロッパ、中南米、アジアなどの娼婦がわんさかいて、それを目当てとした客たちでごったがえすほどで、名古屋の一大風俗街と化しているとか。

立ちんぼのいいところは、ヘルスやソープにはない「完全顔見せ」であるということ。

それを聞いた私、名古屋に用事があった際に、もちろん深夜の納屋橋を見に行ってきましたよ!

いねぇ…。

立ちんぼどころか、人っ子一人いやしねい。

聞けば、前の週に警察の一斉摘発があり、全員逮捕されてしまったのこと。

教訓:裏情報は信じるな