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介護食には、段階に応じたいくつかの種類があります。
通常食への移行に使われるような介護食は、
普通の食事とそれほど変わらないものですが、
噛む力や飲み込む力に衰えや障害が目立つ場合は、
さらに一工夫が必要となります。
介護食の種類のひとつに、「ミキサー食」というものがあります。
嚥下・咀嚼障害が重くなるにつれ、
日々の食事では食べものを細かくしていく必要があります。
お粥なら食べられるだろうと思っても、
全粥の米粒が口の中に残ってしまうケースもあります。
そんな場合は、お粥をミキサーやフードプロセッサーにかけて、
よりなめらかに柔らかく仕上げた「ミキサー粥」にすると良いでしょう。
おかず類はだし汁などでのばしてミキサーやフードプロセッサーにかけ、
つぶつぶ感や繊維感などが残らないようにします。
介護食としてのミキサー食に適しているのは、
粒や繊維が残りにくい食材です。
おひたしなら柔らかく茹でた青菜の葉先だけを使うというような配慮が必要です。
でんぷん質の多い芋類などの素材を使うと、口当たりの良いおいしいミキサー食ができます。
やわらかい野菜の煮物やシチューなどの煮込み料理も、ミキサー食に適しています。
繊維分の多い野菜やきのこ類などは、どんなに細かくしてもつぶつぶ感が残りがちなので、
ミキサー食の食材としては不向きと言えます。
和風の煮物など同じような味の料理ばかりになる場合は、
さっぱりした果汁のゼリーなどで食卓に変化をつけるのがおすすめです。
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